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MAP SYSTEM マニュアル

Expert Advisor Manual
MAP SYSTEM
RSIベース両建て型ナンピンマーチンEA
RSIシグナルを起点に、ロング・ショート双方向でナンピンを展開。
加重平均価格からの利確&トレール機能で効率的な利益確定を実現。
プラットフォーム:MT4
対応通貨ペア:全ペア対応
戦略:両建てナンピンマーチン
シグナル:RSI
01 MAP SYSTEMとは
MAP SYSTEMは、RSIを用いたシグナル判定を起点に、ロング・ショート双方向でナンピンを展開するMT4対応の自動売買EAです。エントリー後に相場が逆行した場合は設定間隔でナンピンを重ね、ポジション全体の加重平均価格から一定幅で利確することで、合計損益をプラスに持っていく設計になっています。
最大の特徴は「両建て対応」です。ロング系統・ショート系統が独立したマジックナンバーで管理されるため、それぞれが独自に動作します。RSIの順張り・逆張りモードを切り替えることで、トレンド相場にも、レンジ相場にも対応できます。
ポイント
ロング系統とショート系統は完全に独立して動作します。片方がナンピン中でも、もう片方は条件が揃えば別途エントリーします。
02 ロジックの仕組み
エントリーから利確までの流れ
① RSIシグナル判定 設定した時間足・RSI期間を参照し、「順張り」または「逆張り」の条件を満たした場合にエントリー。ロング・ショートそれぞれの閾値を個別に設定可能。
② 初回エントリー(1段目) ポジションが0本の状態でシグナルが点灯した際に、1段目のロット(基準ロット×3)でエントリー。エントリー後は待機時間が発生(デフォルト5分)。
③ ナンピン(2段目以降) 直近ポジションから設定幅(デフォルト8pips)逆行した場合、次の段数のロットで追加エントリー。最大ポジション数(デフォルト10本)まで繰り返す。
④ 利確判定 全ポジションの加重平均価格から利確幅pips(デフォルト20pips)上抜け(ロング)または下抜け(ショート)した時点で、グループ全体を一括決済。
⑤ トレール発動(任意) 加重平均から8pips到達でSLを加重平均+5pipsに固定設定。そのまま伸びれば20pipsで通常利確、逆行すれば5pipsでSLにより自動決済。
注意
ナンピンマーチンは相場が一方向に大きく動いた場合、含み損が拡大するリスクがあります。必ず余裕のある証拠金で運用し、最大ポジション数・ナンピン幅の設定をご自身の資金量に合わせてください。
03 インストール方法
1
EAファイルをコピー
配布された MAP_SYSTEM.ex4(またはソースの場合は.mq4)を、MT4のデータフォルダ内の MQL4 → Experts フォルダに配置します。
2
MT4を再起動またはナビゲーターを更新
MT4を再起動するか、ナビゲーター内の「エキスパートアドバイザー」を右クリックして「更新」を選択します。一覧に「MAP_SYSTEM」が表示されれば認識完了です。
3
チャートにドラッグ&ドロップ
運用したい通貨ペアのチャートを開き、ナビゲーターから MAP_SYSTEM をドラッグしてチャートにドロップします。任意の時間足でご使用いただけます。
4
パラメーターを設定してOK
プロパティ画面の「入力パラメーター」タブでパラメーターを設定します。「自動売買を許可する」にチェックが入っていることを確認してから「OK」を押してください。
5
自動売買ボタンをONに
MT4上部のツールバーにある「自動売買」ボタンが緑色になっていることを確認してください。グレーのままでは動作しません。
認証について
本EAはMT4口座番号による認証を採用しています。許可されていない口座番号でご使用の場合、「認証エラー」が表示されEAは起動しません。ご使用の口座番号をご確認の上、配布元へお問い合わせください。
04 パラメーター一覧
パラメーター名 デフォルト 説明
基本設定
基準ロット 0.01 ロット計算の基準値。実際の1段目は「基準ロット × 3」になります。
マジックナンバーロング 10001 ロング系ポジション管理用の識別番号。他のEAと重複しないようにしてください。
マジックナンバーショート 10002 ショート系ポジション管理用の識別番号。ロングと必ず別の番号を設定してください。
スリッページ 3 許容スリッページ(ポイント)。ゴールド等ボラが高い銘柄では大きめに設定推奨。
RSI設定
RSI期間 14 RSI算出に使用するローソク足の本数。
RSI時間足 M15 RSIを参照する時間足。チャートの時間足とは独立して設定可能です。
RSIモード 1(順張り) 0=逆張り(RSI低→ロング、RSI高→ショート)/1=順張り(RSI高→ロング、RSI低→ショート)
逆張り売られすぎ水準 30.0 逆張りモード時のロングエントリー閾値。RSIがこの値以下でロングエントリー。
逆張り買われすぎ水準 70.0 逆張りモード時のショートエントリー閾値。RSIがこの値以上でショートエントリー。
順張りロング水準 60.0 順張りモード時のロングエントリー閾値。RSIがこの値以上でロングエントリー。
順張りショート水準 40.0 順張りモード時のショートエントリー閾値。RSIがこの値以下でショートエントリー。
ナンピン設定
ナンピン幅pips 8 直近ポジションからのナンピン追加間隔(pips)。狭いほど早めに追加、広いほど余裕ができます。
最大ポジション数 10 片側の最大ポジション保有数。これ以上はナンピンしません。
利確設定
利確幅pips 20 全ポジションの加重平均価格から利確するまでの幅(pips)。
損切り設定
含み損損切り使用 false 片側の含み損が設定額を超えた際の強制損切り機能のON/OFF。
最大含み損円 100000 「含み損損切り使用」がONの場合、片側の含み損がこの額(円)を超えると強制決済します。
トレール設定
トレール使用 true トレールストップ機能のON/OFF。
トレール発動幅pips 8 加重平均からこのpips到達した時点でトレールSLをセットします。
トレールSL幅pips 5 トレール発動後に設定されるSLの位置(加重平均から何pips)。
曜日停止設定
月曜日〜金曜日取引 true(全曜日) 各曜日の新規エントリー・ナンピンのON/OFFを個別に設定できます。
時間停止設定(日本時間)
取引開始Hour / Min 0時00分 取引を許可する開始時刻(日本時間)。
取引終了Hour / Min 23時59分 取引を許可する終了時刻(日本時間)。24時間稼働の場合はデフォルトのままでOK。
GMTオフセット 2 VPSやMT4サーバーのGMTオフセット。冬時間=2、夏時間=3が一般的(ブローカーにより異なります)。
時間外ナンピン設定
時間外ナンピン使用 false ONにすると、取引時間外でも既存ポジションのナンピンを継続します。新規エントリーは行いません。
エントリー後待機設定
エントリー後待機使用 true 初回エントリー後、一定時間は新規エントリーを停止する機能のON/OFF。
エントリー後待機分 5 エントリー後の待機時間(分)。ロング・ショートそれぞれ独立したカウンターで管理されます。
05 ロットテーブル
ロットは各段数に対して「基準ロット × 倍率」で算出されます。基準ロットを0.01に設定した場合の実際のロット数は以下の通りです。
段数 倍率 ロット(基準0.01) 段数 倍率 ロット(基準0.01)
1段目×30.03 9段目×210.21
2段目×30.03 10段目×270.27
3段目×40.04 11段目×350.35
4段目×50.05 12段目×450.45
5段目×70.07 13段目×580.58
6段目×90.09 14段目×750.75
7段目×120.12 15段目×960.96
8段目×160.16
注意
黄色の行(10段目以降)はロット・必要証拠金が急増します。基準ロット0.01 / 最大ポジション10本での運用を強く推奨します。11段目以降を使用する場合は、十分な余剰証拠金をご確認ください。
06 RSIモード設定
RSIモードは「逆張り(0)」と「順張り(1)」の2種類から選択できます。相場の性質(トレンド相場かレンジ相場か)に合わせてご使用ください。
🔵 逆張りモード(RSIモード = 0)

ロング: RSIが「逆張り売られすぎ水準」以下
(デフォルト30以下)

ショート: RSIが「逆張り買われすぎ水準」以上
(デフォルト70以上)

▶ レンジ相場に向いています

🔴 順張りモード(RSIモード = 1)

ロング: RSIが「順張りロング水準」以上
(デフォルト60以上)

ショート: RSIが「順張りショート水準」以下
(デフォルト40以下)

▶ トレンド相場に向いています

推奨設定
デフォルトは順張りモード(RSIモード = 1)です。RSIが60を超えたらロング、40を下回ったらショートという、モメンタムに乗る設計になっています。ご使用の通貨ペアやブローカーのスプレッド特性に合わせて閾値を調整してください。
07 トレール機能
MAP SYSTEMのトレール機能は「SL固定型」です。一般的な追随型トレールとは異なり、一度SLをセットしたら変更しません。通常の利確(加重平均 + 20pips)と組み合わせることで、「先に到達した方で決済」される仕組みになっています。
動作フロー(デフォルト設定の例)
加重平均価格からの変動を監視 全ポジションの加重平均価格を常時計算。
+8pips到達 → トレールSL発動 加重平均から8pips有利方向に到達した時点で、全ポジションのSLを「加重平均 +5pips」の位置にセット。
その後は2パターン ① そのまま伸びて +20pips → 通常利確で全決済
② 逆行して SL到達 → +5pips の位置で自動決済(最低限の利益確保)
補足
SLは一度セットされたら以降変更されません。「もっと伸びそうだからSLを引き上げたい」という追随型の動作は行いません。シンプルな固定SLとして機能します。
08 稼働時間・曜日設定
時間フィルター
日本時間で取引を許可する時間帯を設定します。「取引開始Hour/Min」〜「取引終了Hour/Min」の範囲内のみ新規エントリーおよびナンピンが実行されます。24時間稼働させる場合は 0:00〜23:59 のデフォルト設定のままご使用ください。
GMTオフセットについて
時間フィルターは日本時間(JST)に基づいて計算されます。正確に動作させるには、お使いのMT4サーバーのGMTオフセットを「GMTオフセット」パラメーターに正しく入力してください。多くのブローカーは冬時間GMT+2、夏時間GMT+3です。不明な場合はブローカーにご確認ください。
時間外ナンピンについて
「時間外ナンピン使用」をONにすると、取引時間外でもすでに保有しているポジションのナンピンを継続します。新規エントリー(0本→1本目)は行いません。取引時間外にポジションを「放置しない」で済むため、リスク管理の観点から有効な場合があります。
曜日フィルター
月曜〜金曜それぞれに対して、取引のON/OFFを設定できます。経済指標が集中する曜日や、特定の曜日に相場が荒れやすい場合は個別にOFFにすることで対応できます。
09 よくある質問
ロング・ショートが同時に動くと証拠金が不安です
ロングとショートは独立して動作します。それぞれが最大ポジション数まで積み上がる可能性があります。余剰証拠金は「片側の最大必要証拠金 × 2」を目安にご準備ください。余裕を持った資金管理をお勧めします。
どの通貨ペアで使えますか?
MT4で取引できるすべての通貨ペア・CFDに対応しています。ただし、スプレッドが広い銘柄ではナンピン幅や利確幅を広めに設定することを推奨します。GOLDなどボラティリティの高い銘柄はパラメーター調整が特に重要です。
「認証エラー」と表示されEAが起動しません
本EAはMT4口座番号による認証を採用しています。現在ログインしている口座番号が許可リストに登録されていない場合に表示されます。MT4の「ターミナル」→「口座」タブでアカウント番号をご確認の上、配布元へお問い合わせください。
RSIの時間足はチャートの時間足と合わせるべきですか?
合わせる必要はありません。「RSI時間足」パラメーターで独立して設定できます。例えばM1チャートにEAを貼り付けながら、RSIはM15で判定するといった設定が可能です。チャートの時間足はEAの動作には影響しません。
ナンピンが深くなるのを防ぐには?
①「最大ポジション数」を減らす(例:10→5)、②「含み損損切り使用」をONにして最大含み損額を設定する、③「ナンピン幅」を広げることで追加頻度を下げる、の3つが有効な対策です。リスク許容度に合わせて組み合わせてご使用ください。
VPSは必要ですか?
自動売買EAを安定して稼働させるためには、24時間稼働のVPS(仮想専用サーバー)の使用を強く推奨します。PCを常時起動しておく方法でも動作しますが、ネットワーク断・PCシャットダウン中は動作しません。ポジション保有中に停止した場合のリスクにご注意ください。
10 注意事項
リスク開示
本EAはナンピンマーチンゲール戦略を採用しています。相場が一方向に継続的に動いた場合、含み損が大幅に拡大する可能性があります。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。必ずご自身のリスク許容度を確認した上でご使用ください。
重要指標・重大ニュース時について
FOMCや雇用統計など重大な経済指標発表前後は、相場が急激に変動しナンピンが一気に深くなるリスクがあります。指標前にEAを一時停止するか、曜日・時間フィルターを活用することを推奨します。
■ 本EAは許可されたMT4口座番号でのみ動作します。第三者への譲渡・再配布はご遠慮ください。
■ ブローカーによっては自動売買が制限される場合があります。ご使用前にブローカーの規約をご確認ください。
■ EAの設定変更はポジションを持っていない状態で行うことを推奨します。ポジション保有中の設定変更は予期しない動作を引き起こす場合があります。
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